仕事での出張の空き時間に、現在、教育資料館として開放され見学することのできる旧登米高等尋常小学校を訪ねてみました。
当日は、あいにくの雨でしたが、その雨もまた明治ロマンをかきたててくれる演出となって良かったですよ。
場所は、旧登米町、現在の宮城県登米市にある「とよま明治村」の中にあります。
教育資料館をはじめ、とよま明治村で見学できるスポットや周辺のホテルなどはコチラで詳しく確認できますよ♪ ⇒ とよま明治村の観光スポットは8件
旧登米高等尋常小学校の建物は現在、国の重要文化財に指定されています。
外観は、コの字形をした二階建ての木造建築。
コの字の内側に吹き抜けの片廊下があって正面玄関上にはバルコニーという当時の小学校としては、とてもモダンな建物だったのではないでしょうか。
旧登米高等尋常小学校は、映画のロケ地やDOCOMOのCMでも使われているので、目にしたことのある人も多いはず。
受け付けを済ませて、さっそく中へ。
教室に畳を敷いてあるという何とも不思議な空間に、かなり古いミシンが並んでいました。
どうやら、この教室は講堂としても使われていたようで反対側はこんな感じです。
続いては校長室に。
校長室の窓から外を眺めてみると、同じ敷地と言うか、地続きの土地に工程を挟んで鉄筋コンクリート4階建ての登米市立登米小学校校舎が見えます。
明治と現在のコラボレーションというか、何か不思議な感覚です。
続いては、当時の教室をそのまま再現した部屋へ。
最後は、大正時代の授業風景を再現した教室へ。
この他にも教室には明治のころの教室が再現されていたり、明治以後の教育史や教科書も展示されていて、何ともノスタルジック雰囲気を味わうことができました。
教育資料館として開放され見学することのできる旧登米高等尋常小学校のあるとよま明治村には、他にも「警察資料館」、「水沢県庁記念館」などみどころがたくさんあります。
私は、出張の合間を利用しての見学だったので、旧登米高等尋常小学校だけしか見ていませんが、機会があったら全部見てみたいと思っています。
見学後、とよま観光物産センター遠山之里に立ち寄り、「はっと汁」なるものを食べてみました。
美味しかったですよ♪