お風呂に入るのが面倒という人も多いのではないでしょうか?
確かに、仕事で疲れた日だと、お風呂に入らずにそのまま寝たいものです。
しかし、体臭を予防するためには、毎日お風呂に入らないといけません。
面倒くさがってお風呂に入らないと、臭いはどんどん強くなります。
私たちが気付かないだけで、1日の間には大量の汗と皮脂が体から分泌されています。
その汗と皮脂に雑菌が混じり、悪臭を発生させているので、お風呂に入って体を清潔な状態にしましょう。
お風呂に入る場合には、シャワーだけではなく、浴槽にも浸かるようにしてください。
浴槽にしっかりと浸かることによって、汗をかくことができ、体内に蓄積されている老廃物を排出できます。
それが体臭予防に繋がるので、汗をかきやすい半身浴がおすすめです。
半身浴をする場合に注意したいのが浴槽の温度で、38度くらいに設定してください。
この以上の温度だと、熱くて長湯ができなくなります。
そして、脱水状態を防ぐためにも、水分補給をこまめに行ってください。
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洗い過ぎると体臭がひどくなるって本当
洗い過ぎは体臭を悪化させる原因だといわれていますが、これは本当なのでしょうか?
結論からいうと、本当です。
そのため、体臭が気になるからといって、体を何度もゴシゴシ洗ってしまうのはやめましょう。
体臭が気になると何度も強く洗いたくなりますが、洗いすぎるとさらに悪玉菌が増殖してしまい、臭いがより一層強くなる可能性があります。
そもそも肌には、善玉菌と悪玉菌の2種類が存在しています。
善玉菌には体臭を抑える働きがありますが、悪玉菌には体臭を悪化させる働きがあり、体を洗い過ぎると善玉菌が減少してしまって、悪玉菌が増えてしまうと思ってください。
そうすると、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れてしまって、臭いが強くなってしまうという訳です。
体臭を悪化させないためにも、体の洗い過ぎには十分に注意しましょう。
しかし、だからといって体を洗わないのも体臭の悪化に繋がるので、お風呂には必ず入り、優しく洗うようにしてください。
それが体臭を悪化させないために必要なことです。
こまめに汗を拭けば体臭を防げる?
体臭は、汗と雑菌が混じってしまうことで発生します。
そのため、汗をこまめに拭くことによって、体臭を予防することができます。
これは体臭予防の基本なので、覚えておきましょう。
しかし、中には、こまめに汗を拭いているのにも関わらず、体臭が改善しないという人もいます。
それは一体どうしてなのでしょうか?
その人たちには、乾いた布で拭いているという共通点があります。
乾いた布で拭いた方が汗をしっかりと拭き取れるので、いいようなイメージがありますが、実際は違うのです。
実は、乾いた布だと汗を拭き取れても、臭いまでは除去することができません。
むしろ、臭いを悪化させる場合もあります。
体臭を予防したいのであれば、乾いた布ではなく、ウェットティッシュなどの湿ったもので拭くようにしてください。
そうすることによって、効果的に体臭を防ぐことができます。
また、夏になると汗をかくことが多くなるので、1日に何度か肌着を取り替えるというのもおすすめです。
体臭って香水でごまかせる?
体臭が酷いと、人と接するのが嫌になることも多いでしょう。
そのため、体臭が強い人は香水で臭いをごまかそうとしますが、それは逆効果なのでやめてください。
確かに香りが強い香水を使用することで、上手くごまかせるかもしれません。
しかし、体臭をごまかすとなると、よほど強い香りの香水を使用する必要があります。
そうすると、体臭には気づかれなくても、香水の香りが周りに不快感を与えてしまうことがほとんどです。
どちらにしても周囲を不快にさせてしまいますから、香水で体臭をごまかすというのはやめましょう。
どんなにいい香りでも、強すぎると不快な思いをさせてしまうものです。
また、体臭と香水の臭いが混じって、余計に酷い臭いを発生させるケースもあります。
これもよくあるパターンなので、気をつけないといけません。
体臭はごまかす努力をするよりも、少しでも弱くすることを考えた方がいいです。
体臭を弱める方法はたくさんあるので、それを1つずつ試してみてください。
そうすると、自分に効果がある方法が分かり、体臭を改善できるはずです。
頭が臭いのは洗い方のせい?
頭から悪臭がする場合、洗い方に問題があるかもしれません。
誤った方法で頭を洗ってしまうと、頭皮の臭いを悪化させる原因になります。
頭を洗う場合、以下のようなことに注意してください。
- 洗いすぎない
- シャンプーをよく泡立てる
- 優しく洗う
- すすぎを念入りに行う
まず、頭を念入りに洗うのはいいことですが、洗いすぎには注意してください。
洗いすぎてしまうと必要な皮脂まで落としてしまうので、頭皮の乾燥を招きます。
頭皮が乾くと乾燥を防ぐために皮脂の分泌が活発になり、さらに臭いが強くなることが多いです。
また、シャンプー液をそのまま頭につけている人が多いですが、よく泡立ててから使用した方が毛穴の奥の汚れも落とせるので、頭皮の悪臭を効果的に予防できます。
そして、爪を立ててゴシゴシ洗ってしまうと頭皮トラブルを起こしてしまいますから、必ず指の腹で優しく洗うようにしましょう。
それに、髪が濡れていないと泡立ちにくいので、シャンプー液をつける前にしっかりと濡らしてください。
シャンプー後は、髪が痛まないようにリンスやトリートメントなどをして、それらが残らないように念入りにすすぐことも大切です。
口臭を予防するにはどうしたらいい?
口臭を予防するには、以下のような方法が効果的です。
- 口内を清潔な状態にする
- 口内の乾燥を防ぐ
- 食生活に注意する
口臭を予防するために最も重要なのは、口内を清潔な状態に保つことです。
きちんと歯を磨いて、雑菌が繁殖しづらい環境を作ってください。
特に寝起きというのは、口の中にたくさんの雑菌が繁殖している状態なので、必ず歯を磨くようにしましょう。
同じく就寝前の歯磨きも非常に大切です。
それに、口内が乾燥すると口臭が酷くなるので、こまめに水を飲むのもいいでしょう。
また、唾液の分泌を活発にさせるために、ガムを噛むというのも効果的です。
ガムを噛む場合は、口臭対策用のものをおすすめします。
食生活も口臭と大きく関係しており、ニンニクやチーズ、コーヒーといった食品は口臭を悪化させるので、こういった食品は控えるようにした方がいいです。
偏った食生活をしていると腸内環境が乱れてしまって、それが原因で口臭を強くしてしまう場合もあります。
食生活を変えれば体臭を防げる?
体臭を予防するために大切なことは、食生活の見直しです。
体臭と食生活は大きく関係しており、普段の食事を変えることで臭いが改善するかもしれません。
では、どのような食事を心がければいいのでしょうか?
体臭予防に効果的な食生活は、以下の通りです。
- 脂肪分の多いものを控える
- タンパク質の摂りすぎに注意する
- 臭いの強いものを控える
- アルコールを控える
- 野菜を積極的に食べる
脂肪分の多いものを食べると、皮脂の分泌が活発になり、体臭が強くなります。
皮脂の分泌を抑えるためにも、肉の食べ過ぎには注意してください。
それに、タンパク質を過剰に摂取すると、腸内環境が悪化してしまって、体臭の原因になります。
ただ、全く摂取しないのも体臭の原因になるので、適量を意識しましょう。
ニンニクや唐辛子といった臭いの強いものを食べるのもよくありませんから、なるべく控えるようにしてください。
また、アルコールもほどほどにしましょう。
野菜は体臭を予防する効果があるので、積極的に食べるようにしてください。
断食をすると体臭改善できるの?
断食すると体臭を改善できるといわれていますが、本当なのでしょうか?
結論からいうと、これは本当です。
断食をすることで、体臭を改善できる可能性があります。
ただし、効果があるのは腸内環境の乱れが原因で体臭を発生させている人だけです。
他のことが原因で体臭に悩まされている人には、効果がないと思ってください。
まず、体臭の主な原因は腸内環境の乱れです。
腸内環境は不規則な生活習慣や偏った食生活を続けていると、簡単に乱れます。
腸内環境が乱れると、お腹の中に有毒ガスが発生して、それが体臭として現われます。
これを改善するのに、断食が非常に有効なのです。
断食をすると内臓を休めることができ、お腹に溜まっている老廃物を全て排出できます。
そうすると、腸内環境が良くなり、体臭を改善できるという訳です。
そのため、体臭に悩まされている人は断食をしてみるのもいいかもしれません。
しかし、過度な断食は体調を崩す恐れがあるので、あまり無理をしないようにしてください。